40代・50代の『VO2max(最大酸素摂取量)』が寿命を決める|健康診断では分からない持久力の落ち方と取り戻すトレーニング・栄養戦略

40代 VO2max 健康

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「健康診断はオールA。なのに、駅の階段を駆け上がっただけで膝に手をついて、しばらく息が整わない」

40代後半から50代の男女で、こういう経験をしている人は少なくないと思います。

健康診断の数値はきれいなのに、身体は明らかに何かを失っている。

その正体が、今回のテーマである VOax です。

近年の長寿研究で、VOaxは喫煙や高血圧と同等、あるいはそれ以上に強いであると示唆されています。にもかかわらず、日本の一般的な健康診断ではまず測られない。

40代から年に約1%ずつ落ちていくと言われていて、放っておけば60代でラインに近づきます。逆に言うと、今から手を打てば十分に取り戻せる指標でもあるのです。

40代 VO2max

VO2maxとは何か ── なぜ「寿命を決める数値」と呼ばれるのか

VOaxを一言で言うと、です。

心臓が血液を送り出す力、肺がガス交換する効率、筋肉が酸素を使ってエネルギーを作る能力。この3つの掛け算で決まります。要するに、循環器系・呼吸器系・代謝系の総合スコアと思ってもらえればだいたい合っています。

40代の平均値と、「危険ライン」

ざっくりとした目安はこのあたり。

  • 40代男性:平均l/kg/分、推奨ライン40以上
  • 40代女性:平均l/kg/分、推奨ライン35以上
  • 50代男性:平均l/kg/分
  • 50代女性:平均l/kg/分

米国心臓協会、VOaxをして臨床評価に組み込むべきと提言しています。血圧・脈拍・体温・呼吸数に並ぶ位置づけ、ということ。

なぜ寿命と相関するのか

有名なクリーブランド・クリニックの大規模研究では、約12万人を追跡し、VOaxが最も低いグループの死亡リスクは、最も高いグループの約5倍という結果が出ています。喫煙者と非喫煙者の差より大きい。

これはいう相関ではなく、VOaxを上げる介入そのものが、心血管疾患・がん・認知症のリスクを下げることが複数の研究で示されているからです。

正直、ここまで強い指標を健康診断で測らないのは、ちょっともったいない話だと感じます。

健康診断では分からない ── 自分でVO2maxを把握する方法

では、どうやって自分のVOaxを知るか。

本格的にはトレッドミルとマスクを使った必要で、これは大学病院やスポーツクリニックでないと受けられません。費用もかかります。

ただ、代が日常的に把握する用途なら、もっと手軽な方法で十分です。

方法1:スマートウォッチの推定値(精度・手軽さ◎)

Apple Watch、Garmin、Fitbit、HUAWEI Band などに搭載されている心拍ベースの推定機能。

誤差は実測比で±10%程度とされていますが、いう意味では非常に有用です。3ヶ月前と今日を比べる、というような使い方ですね。

胸ベルト型の心拍計を併用するとさらに精度が上がります。手首の光学センサーは40代以降の皮膚で誤差が出やすいので、本気で測るなら胸ベルトの方が無難。

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方法2:12分間走テスト(クーパーテスト)

用意するものはストップウォッチだけ。間でどれだけ距離を走れたかでVOaxを推定する古典的な方法です。

  • 走れたら:VOax 約45
  • 前後:VOax 約36
  • 未満:VOax 約30以下

ただし、50歳を超えていて運動習慣がほぼない人は、いきなり全力でやらないこと。膝・心臓いずれにも負担がかかります。最初は早歩き+軽いジョグ程度で間試す方が安全です。

40代 VO2max

VO2maxを取り戻す ── 中高年向けトレーニング戦略

ここからが本題。

40代以降のVOax改善で最も効率がいいのは、「高強度インターバル+筋トレ」のハイブリッドです。長時間のジョギングは確かに効きますが、関節への負担とのコスパで見ると、中高年にはインターバルの方が合っています。

戦略1:4×4ノルウェー式インターバル

ノルウェーのトロンハイム大学が開発した、心臓リハビリ患者にも使われている安全性の高いプロトコル。

  1. ウォームアップ
  2. 最大心拍ので
  3. 最大心拍の60%でのリカバリー
  4. これを4セット
  5. クールダウン

合計弱。週を8週間続けると、VOaxが平均上がると複数の研究で報告されています。

でざっくり出せます。50歳なら170。その85%は約145bpm。心拍計があるとブレません。

戦略2:スクワット系の脚トレを週2回

意外に思われますが、VOaxは脚の筋量・ミトコンドリア量に強く依存します。下半身の筋肉が酸素を使うだからです。

40代以降は、有酸素運動だけだと筋量が減って結局VOaxが頭打ちになります。スクワット、ブルガリアンスクワット、レッグプレスのいずれかを週。×3セット程度で十分です。

戦略3:それでも続かない人へ ── オンライン指導という選択肢

正直に書くと、4×4インターバルはそんなに多くありません。心拍管理、フォーム、強度の設定、続ける動機づけ。どれも独学だと崩れやすい。

ジムに通う時間がない・人目が気になる・続かない自信がある、という代には、自宅でできるオンラインパーソナル指導が現実的な選択肢になってきています。

オンラインなら移動時間はゼロで、画面越しに心拍とフォームを見てもらえる。ジムへの移動時間を確保しにくい生活リズムの人ほど、この形が合います。

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栄養と回復 ── 40-50代に欠かせないサポート

トレーニングだけ整えても、栄養と回復が追いつかなければVOaxは上がりません。

タンパク質:体重×1.2〜1.6gが現実ライン

厚生労働省の推奨は体重×程度ですが、これは。

VOaxを上げるためにミトコンドリアと筋量を増やしたいなら、体重×がほしいところです。体重なら。

食事だけでは正直しんどい量で、特に朝食でタンパク質が抜ける代は要注意。プロテインを朝の補助として使うのが、もっとも続きやすい解決策だと思います。

味とコスパで選ぶなら、海外ブランドの大容量タイプが一番経済的。1食あたり数十円台に抑えられます。

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鉄・ビタミンD・オメガ3

VOaxに直結する栄養素を3つだけ挙げるなら、この3つ。

  • 鉄:酸素を運ぶヘモグロビンの材料。閉経前後の女性は特に不足しがち
  • ビタミンD:筋量・心肺機能の両方に関わる。日本人の8割が不足傾向
  • オメガ3:心血管系の柔軟性を保つ。青魚を週、難しければサプリで

睡眠:6時間未満は努力を相殺する

これは身も蓋もない話なのですが、睡眠がを切る日が続くとVOax改善効果はほぼ消えると言われています。

仕事と家庭で時間が足りない年代だとは分かっています。それでも、運動して栄養も整えたうえで睡眠を削るくらいなら、運動を休んで睡眠を確保した方がトータルでプラス、というのが残酷な現実です。

運動を習慣にしたい40代・50代女性に人気のサービス

「一人だと続かない」「今さらジムは気後れする」という方は、女性向けに設計されたサービスから選ぶと始めやすいです。

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まとめ ── 「測って、上げて、守る」が中年期の鉄則

VOaxは、健康診断には載らないけれど、間違いなく寿命を左右する数値です。

そして、代で意識して取り組めば、前のレベルまで取り戻すことが十分可能な指標でもあります。

今日からできる3ステップで締めます。

  1. 測る:スマートウォッチか間走で現在地を知る
  2. 上げる:4×4インターバルを週+脚の筋トレを週
  3. 守る:タンパク質を体重×以上、睡眠を最低

派手さはありません。ただ、始める前にスマートウォッチか間走で現在地を測っておけば、8週間後に同じ方法で測り直して、変化を数値で確かめられます。

50代を健やかに、60代以降を過ごすための投資として、これほどリターンの大きいものはそう多くないと、筆者は本気で思っています。

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